堀江さんが2005年のライブドアを経営されていた時の本。
最近出版された著書と比べると、堀江さんの表現が尖った雰囲気を感じるため、Mっ気の方は、本書を読むと元気が出るかもしれません。今回は、『行動しよう』と思えるようになる、堀江さんの言葉を学びたいと思います。
カネを稼ぐのは、自転車と同じ
〇堀江さんの言葉
いまはその気になれば、誰もがいつだって行動を起こせるじゃないですか。もし江戸時代に生まれていたら、こうはいきません。身分制度はあるし、基本的に藩の外には出られない。なにか新しいことをやろうと思っても、周りは壁だらけです。(省略)カネを稼ぐなんて自転車と同じで、やってみればたいしたことはないんです。
堀江さんは本書を出版した14年も前から『行動あるのみ』と言っています。今になってもそれを著作で言い続けているのは、なかなか行動をする人が増えないのも一つの要因だと考えられます。
〇1人では何もできなかった私が一歩踏み出したらこうなった
私は行動力が全くなく、会社でも言われたことしかできない。仕事が終わると『先輩、何か仕事ありませんか』と言ってしまうような、デキの悪い社員でした。その無力感から、”雇われなくても自分の好きな事をして稼げるようになりたい”と言う気持ちだけはどこかにありました。
昨年、堀江さんや、さまざまな方の本を読む中、『とにかく行動あるのみ』と言う言葉に触発され、何も動けなかった私が、ブログを始めました。
ブログの開設の仕方なんて全く分からなかったのですが、Google先生と、一冊の本と、尊敬する先輩がたくさんのことを教えてくれました。それらが説明する通りに動いただけで、何もできない私も、ブログを開設し、運営することができました。
多分世の中には、私と同じように、一歩を踏み出す勇気がない人もいると思います。でも、30年近く、無力感を感じて何もできなかった私も、ちょっとは前進しているので、『行動すること』自体は、きっと誰もができることだと思います。
堀江さんの目指す人生
〇堀江さんの言葉
僕も日本なんて小さいマーケットで満足するつもりはさらさらありません。僕はもっとエキサイティングでしびれる人生を送りたいんです。仕事ってそういうことのためにやるものでしょ。
〇今の世の中を活躍している人の共通点
今年は100冊以上の本を読みましたが、世の中で活躍している人の共通点の一つに、『思いっきり楽しみたい』と言う気持ちが強いと思いました、以前、8人のイノベーター達の本からも学びましたが(下リンク)、彼らもみんな人生を楽しみたいと言う衝動にかられていました。私たちも、『一度きりの人生を、本当に楽しんでいるか』と問い続けたら、今よりも他にしたい事ができるかもしれません。
なかなか行動できないと悩んでいる方は、行動している人の著作などを読み、とにかく情報をインプットをすることで、あなたの思考も『行動思考』になるかもしれません。一度きりのあなたの人生が、満足いくものになるように、本書がきっと力になると思います。