以前マクドナルドで、泥酔して寝ていた女性の事をあれこれ言いましたが、そう言えば私も酒癖がかなり悪かったので人の事言えないな、、と反省しています。。
酒癖の事を思い出したのは、大仏先生のブログがきっかけです。大仏先生は忘年会の失敗を理論にまで落とし込めているため、その考察力に感動して、私も失敗について学べることはないかと考えたのです。
私の経験から学べることは、『人はメリットとなる事は続け、デメリットとなると辞める』と言うことです。この事は当たり前かもしれませんが、でも私たちの人生、人間関係、子育てにもかなり活かすことができると思ったのです。
例えば、施設では帰宅が遅くなる子どもがいます。その子は言い訳をして、職員は叱る、と言う繰り返し。これでは何も前に進みません。子どもにとって帰宅が遅くなることは、『自由な時間を確保できる、好きな事ができる』と言うメリットだからです。
そこに、子どもの『メリット』か『デメリット』となる条件を新たに導入します。例えば、その子はゲームが大好きなので、『時間までに帰宅できたらゲームを30分多くできる』とか、『帰宅が遅れたらその分ゲーム時間が減る』とか。そういう仕組みを入れることにより、子どもが約束を守る理由ができます。
このように、賞賛やご褒美などを用いて新しく適切な行動を習得することを、心理学では、行動療法と言うそうです。