すごい人研究所

すごい人になるヒントをまとめるブログ

【スポンサーリンク】

ほめることと無視の組み合わせの練習方法 -ペアレントトレーニングから学ぶ-

今回は『読んで学べるADHDのペアレントレーニング』を参考にしています。この本は、ADHD(落ち着かない、衝動的)の子どもを育てる大人だけではなく、子どもの行動にストレスを抱える大人にとって役に立つ解決法が紹介されています。本書には対象年齢が2歳~12歳と記されていますが、子どもの発達段階や対応方法によっては高齢児でも活用できるものもあります。

本書には、子どもの行動を変えるための魔法の方法が示されています。これまでに、大人の言動を変えることで子どもの行動が変わっていくことや、その鍵となるのが注目であると言う事を学びました。

そして子どもの行動を変えるためには次のステップが大切であることを学んでいます。

・第1ステップ:子どもの行動を分類すること

・第2ステップ:子どもにしてほしい行動に対してはほめること

第3ステップ:子どもにしてほしくない行動に対しては無視(注意を取り去ること)

今回は第2ステップのほめることと、3ステップの無視(注意を取り去ること)の具体例について触れていきます。

f:id:Megumi_Shida:20220228093720j:plain

f:id:Megumi_Shida:20220228093726j:plain

f:id:Megumi_Shida:20220228093732j:plain

f:id:Megumi_Shida:20220228093736j:plain

f:id:Megumi_Shida:20220228093741j:plain

f:id:Megumi_Shida:20220228093746j:plain

f:id:Megumi_Shida:20220228093751j:plain

f:id:Megumi_Shida:20220228093757j:plain

アレントレーニングは、大人が強力し合って実施する

以前発信した記事に対して、『パートナーがいる場合は協力する必要がある』とコメントをいただきましたが、まさに本書にも同様の内容が記載されていました。本書では、家庭の中の大人みんなが本を読んで練習し、チームを組んで取り組んだ方が効果的だと表現しています。

子どもへの一貫した対応にもなりますし、大人同士で学び話し合うことで、より良い対応を考案できるからと考えられます。

余裕を持つことが大切

本書では、あるテクニックを使い始める時は時間的な余裕がある事が必要だと表現しています。朝の時間に取り組みたいのであれば、15分早く就寝し、20分早く起きるなどして、時間の余裕を持つことが大切です。

また余裕を持つ為には、1人だけではなくチームで取り組むことも大切だと思いました。私は職場で、チームを組んで子どもの対応をしていますが、1人に責任が委ねられるとストレスを感じ余裕がなくなりますが、誰かに相談できたりアイデアを出し合うことができるとストレスが軽減し余裕を持てるようになります。子どもを育てるにあたって、1人ではないと感じることが大きな余裕を生んでくれると思います。

むすび

今回は、ほめることと無視をどのように使っていくかについて振り返りました。次回は、子どもが複数いる場合にはどのように関わる必要があるかについて学びたいと思います。

参考にさせていただいた本

読んで学べるADHDのペアレントレーニング(シンシア・ウィッタム著)