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物事に反応し、動揺しないためにはどうしたら良いのか -反応しない練習-

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苦しみの原因は『執着』

仏教の世界では、『苦しみの原因は”執着”にある』と語られるそうです。そうした悩ましい現実(執着)を作り出しているのは、心の反応。さまざまなことに反応することで、苦しくなっていくのだと説明されていました。

感情を客観視することで、ラクになる

ブッダの考え方の基本は、『まず心を理解する』と言うこと。執着、心の反応に囚われる原因を突き止めることが大切で、原因が分かると、『それが一体何の意味になるのだ』と感じることができるようになるそうです。

以前の私は『会社に認められる存在になりたい!』と言う気持ちで仕事に取り組んでいたのですが、承認や叱責で一喜一憂していて、安定せずに苦しかったです。この時の私は、承認欲が強かったのだと思います。

しかしその会社を辞めてみて、そこで働いていた人とは付き合わなくなってから、組織に認められると言う価値は、ずっとは続かないことに気付きました。認められれば仕事をより任せてもらえますし、心地よい気持ちで仕事はできますが、非難されたとしても、無視をされたとしても、自分の仕事への価値や仕事をする理由は変わらない。そう思うことができました。

何かに執着し、心を乱されたら、まず感情の客観視をしてみる。そうすることで、そもそもそれにあまり意味のないことに気付くことができるかもしれません。

非難、否定に苦しむのはなぜか 

SNSが広まってから、非難や炎上に苦しむ人が圧倒的に増えたように感じます。また職場で否定され、家庭でも否定され、で悩む人も多いと思います。

非難や否定の声に苦しむのは、承認欲と生存欲が脅かされるのではないかと思います。『認められたいけれども、自分を否定される言葉を投げかけられることで、存在価値が低くなり、誰からも相手にされないことに繋がるのではないか』と言う恐怖を感じ、承認欲が脅かされるのだと思います。また自分の価値の低下が、仕事や貯蓄の減少に繋がり、生きていけなくなる、と言う不安につながり、生存欲が脅かされるのではないかなと。(今回は仏教の欲を基準に考察しました)

しかし、SNSであれ職場であれ、非難されたとしても、否定や非難をする人が自分の存在価値全てを決められるわけではありません。世の中には反対する人もいるけれど、応援してくれる人もいるはずです。非難された時は、『その人に認められたところで、何になるのだ』くらいに思えたら、心が強くなっていけるのではないかと思います。私はまだまだそう言う思考にはなれませんが、少しずつ訓練をしていきたいと思います。

参考にさせていただいた本

反応しない練習(草薙龍瞬さん著)