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しつけの時期以降の、親の心構えで大切なこととは

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育児で大切なこと

児童精神科医佐々木正美さんは『育児でもっとも大切なことは、子どもに生きていくための自信を持たせてあげること』だと言います。自信を持たせる(失わせないた)ためには、大人は『待つ姿勢』を大切にする。大人が待てないと、子どもは焦って自分に自信が持てない子どもに育つと言います。

最近の私は、子どもの事を待つことができていないことに気付きました。施設のルールを守れない子どもがいると『いつになったら守れるようになるんだろう』と思ったり、子どもが夜中まで起きて生活が乱れていると『いつになったら早く寝れるようになるんだろう・・』と、いつも、子ども以上に焦ったり心配して、勝手に疲れています。でもこのままだと私の苛々が子どもに伝わり、子どもは心身共に休めるはずの家でちっとも休めなくなってしまうのではないかと思いました。

これからは、時には促しや指摘は必要な時はあっても、『いつできるようになるか楽しみに待っているからね』と言う穏やかな気持ちを大切にして、子どもと楽しく笑って過ごせる毎日を送りたいと思いました。

子どもとの約束は、『命令』の場合がある

しつけとは少しずれているかもしれませんが、佐々木さんの本で印象に残ったことを紹介させてください。ある親が子どもに、幼稚園から出る前にトイレに行った?と聞きましたが、子どもは行ったと答えました。しかし、しばらくして子どもはトイレに行きたいと言い出し、幼稚園を出る前にトイレに行っていないことが分かったのです。

親としては、『以前から幼稚園から出る前にトイレを済ませるように約束しているはずなのに、子どもは約束を守らずに嘘までついた』と思ってしまうかもしれませんが、佐々木さんが言うには、大人の言うここでの約束は、約束ではなく、『指示や命令』だそうです。子どもに強制をさせることはできないので、『トイレに行っていなかったら、行っておいで』とお願いする、促すくらいが良い、と言う話をされていました。

子育てのどの場合もこれと同じで、幼い頃は強制したり禁止することはできても、子どもが大きくなると難しくなります。そんな時大人は、大人の意見を言い続けるのが必要だと私は思います。幼児期から始まるしつけが、『望ましい事』『望ましくない事』を伝えることの延長のように、子どもに親の意見を伝え続けることが、価値観の共有にも繋がるため、子育ての大切なことの1つなのではないかと思います。

むすび

私は今、子どもの良さよりも、改善したい方に集中してしまっており、子どものマイナスな部分ばかりが拡大されてしまうと、自分も、子どもも心安らかに過ごせないことに気付きました。自分に対しても、子どもに対しても『いつか、できるようになる』と言う安らかな気持ちを持って、生活していきたいと思います。

参考にさせていただいた本

子どもへのまなざし(佐々木正美さん著)