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神戸連続児童殺傷事件 -犯人は少年だった-

20年以上前に、神戸で小学生が連続して襲われる事件があり、この事件により、山下彩花さんと、土師(はせ)淳くんの尊い命が亡くなりました。

これからこのブログでは、この事件についての3冊の本を読み、このような残酷な事件が起きないようにするためには何が必要だったのかについてを学び考えていきたいと思います。今回は、事件の概要についてを触れていきます。

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今回読もうと決めた1冊目の本は、元少年Aが執筆した『絶歌』と言う本です。元少年Aは少年院を退院後に様々な仕事に就き多くの人と関わる中で、失いたくない大切な人と出逢ったり、生きたいと思うようになりました。少年院退院後は、ひたすら声を押し殺して生きてきましたが、それに耐えられなくなり、自分の言葉で自分の想いを語りたいと言うことを考えるようになったそうです。自身の過去と対峙し、それを書くことが彼に残された唯一の自己救済であり、たったひとつの「生きる道」だと言います。

2冊目に読もうと決めた本は、元少年Aの父母が執筆した『「少年A」この子を生んで』と言う本です。被害者である土師淳くんのご両親は、被害者の知る権利として少年Aの審判記録の開示を要求しましたが、それは叶いませんでした。土師氏は、手記『淳』を出版され、少年Aの両親に対し、「逮捕前から息子の犯行を知っていたのではないか」という強い不信感を持っていた事などを訴えられました。そのような背景があり、少年Aの両親は、被害者側の「知る権利」に答えるために、本書の出版を決意したそうです。

3冊目に選んだ本は、臨床心理士である矢幡洋さんが考察する『少年Aの深層心理』と言う本です。心の専門家である矢幡さんが、少年Aをどのように捉えているか深い考察が知りたかったので、本書を選びました。

むすび

私が今回少年Aについてを学びたいと思ったのは、残虐な事件を犯した少年が、どのような人生を送ってきたのか、どのような養育環境を過ごしたのかが気になったからです。そして、どうしたら同じような悲しい出来事を少しでも減らすことができるのかを考えていきたいと思います。

参考にさせていただいた本

・絶歌(元少年A著)

・「少年A」この子を産んで‥‥‥悔恨の手記(「少年A」の父母著)

・少年Aの深層心理(矢幡洋さん著)