『ムカつく相手を一発で黙らせるオトナの対話術 (バルバラ・ベルクハン著)』を読んだ私は、『嫌な事を言われた時は、言い返す力が無くてもこんなに簡単な対処方法があったんだ』とホッとしました。この本を読んで、発言を受け取るか・受け取らないかは、私達が選択できることを知り、全ての発言を一生懸命に返す必要がないことも知りました。
返し技1『沈黙』の体験談
空気の読めない人が適切ではない発言をした時に、私は黙ってその人を見つめました(顔の表情は少し変えたので、無視、とまではいかないと思います)。そうしたところ、その人は気まずそうな顔をして、それと似たような発言はしなくなりました。
返し技2『一言コメントで返す』の体験談
私が小学校低学年の子どもに『そういう言い方されると嫌な気持ちになるよ』と指摘をしたところ、その子は『ふーん。そうなんだ。』と言い、読書を続けました。その話はこれで終了。私は、やられた、と思いました。
それがあってからは、私も興味のない発言、受け取りたくない発言は『そうなんですね』、『そうなんだ』と終わらせるようにしています。
返し技3『迂回トーク』の体験談
以前、飲み会でネガティブな話題になりそうだった時に、いきなり先輩が「そう言えば...」と、全く違うエピソードを話し出して、その場の雰囲気が一気に明るくなったと言う体験をしました。これまで次に紹介するような迂回トークを使ってきましたが、いきなり切り出しても不自然ではないと言うことが分かりました。
「そうそう、今思ったんですけど・・」
「それはそうと、・・」
「〇〇で思い出したんだけど・・」
参考にさせていただいた本
『ムカつく相手を一発で黙らせるオトナの対話術 (バルバラ・ベルクハン著)』