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『カリスマ教師ができるまで』から学ぶ、子どもを伸ばすコツとは

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沼田先生はどんな子ども時代を過ごしたのか

本書では、沼田先生が小学校時代から先生になるまでを振り返っていますが、小学校時代は特別な記憶はないと言います。勉強も嫌いで、読書も好きではない。進学校の高校生活では、勉強についていけないが、なんとか卒業。浪人生活を経て進んだ大学では上手く馴染めずに大学退学も考えたこともあったそうです。

沼田先生がカリスマ教師になったきっかけとは

〇大学での経験

退学を考えていた沼田先生を食い止めたのは大学の池田先生の存在。池田先生が「ゴルフ実習をやる」と言い出したため、参加した沼田先生がめちゃくちゃ楽しんでいたら、それを気に入ってもらい、「お前は面白いから研究室に来い」と、人気研究室(評価が高い学生しか入ることのできない)に呼んでもらったのです。

また研究室に入ってからも、国際的プロジェクトのため、海外大学から来るの受け入れホストのまとめ役に抜擢されたり、その視察後に結ばれた協定により海外留学を経験。そこでアメリカの文化やスポーツ管理学を学びました。

〇池田先生から学べること

池田先生が「お前は面白い」と沼田先生を価値ある人間と認め、環境やチャンスを提示することで、沼田先生が活躍の機会を手に入れることができました。認められて嬉しい、チャンスをもらえて自分は期待されている、と言う気持ちが、沼田先生のやる気アップに導いたのだと考えられます。

〇留学直後の経験

留学直後に経験した、オープンしたばかりの中華料理店のアルバイトエピソード。

そのうち店長とは仲良くなり、ボクの留学話を聞くとコーチング論を教えて欲しい」と頼まれました。やがて「高校を卒業して働き始めたから、そういう知識がなくて」という店長に頼られるようになり、ホールを管理する仕事を任されました。(省略)そこでボクは、適材適所の仕事をあてがうことにしました。お客さまが入店したら、ハンディターミナル好きのバイトに行けと命じる。料理ができたら、運ぶことを花形の仕事と思っているバイトに運ばせる。(省略)リーダーの命令にしたがってやっている仕事なので、やりたいことをやっていても誰からも文句を言われない。この工夫でうまく回るようになりました。そして、この経験も後に小学校の授業に生きてくるのでした。

〇留学直後の経験から学べること

店長も池田先生と同様、沼田先生に活躍のチャンスを与えています。さらにこの店長のすごいと思うことは、立場的に上司であるにも関わらず、沼田先生に対して対等に接し、頼ったり教えを乞う姿勢です。店長が沼田先生の才能を見抜き、活躍する場を与えたことで、沼田先生自身も学びや才能の発揮に繋がりました。

沼田先生が大切にしていること

沼田先生は、『誰もが活躍できる場を作ること』を大切にされています。そうすることで、その子にとってクラスが誇りを持てる場や楽しい場、成長できる場、自信が持てる場になるのだと思います。沼田先生のクラスでは、その活躍の場は、独自のプロジェクトの活動や、最高級の卒業遠足、勝手に観光大使だけではなく、どの学校でもおこなわれる朝の会、日直、席替え、些細な日々のやり取りから子どもが自ら選び動く、そして活躍できる機会を提供しています。そのヒントが本書には散りばめられています。 

 

沼田先生を著書で知ってからは『枠にとらわれないすごい先生がいる、、』と衝撃続き。その余韻が何ヶ月も続いています。私は児童養護施設の職員として働いていますが、施設で子どもと接する時にも活かせるヒントがたくさんあると思いましたし、子どもがたくましく成長するために、関わり方を工夫していこうと思うことができました。子どもを育てる仕事に就かれている方も、子育て奮闘中の方にも、とってもお勧めの一冊です。

 

 

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